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【トマト】コナジラミ防除のポイント・対策を紹介

【トマト】コナジラミの症状

「被害の様子」
コナジラミの排泄物によりすす病が発生し、生育不良や商品価値を著しく落としてしまいます。
また、着色異常を生じたり、白化症を引き起こすこともあります。
「発生時期・発生条件」
防除時期は、4月〜10月頃と長期間に渡ります(地域によって差があります)
高温で乾燥していると発生しやすく、温度、湿度が保たれているハウス内では冬でも発生します。
「防除ポイント」
発生密度が上がってから対策をするのは困難で、生育初期から予防的に防除をすると効果的です。
薬剤抵抗性を持ったコナジラミやタバココナジラミ、シルバーリーフコナジラミなど種類により薬剤の選択に注意が必要です。
一部のタバココナジラミ(バイオタイプQ等)は黄化葉巻病を媒介するので、薬剤防除、耕種的防除ともに対策することが必要です。
おすすめの農薬
< 登録内容 >
| 薬剤名 | 作物 | 希釈倍数 | 使用時期 | 使用方法 | 使用回数 | 特徴 |
|---|---|---|---|---|---|---|
| アグリメック乳剤 | トマト | 500〜1000倍 | 収穫前日まで | 散布 | 3回以内 | 薬剤抵抗性品種にも高い防除効果 |
| アニキ乳剤 | トマト | 1000〜2000倍 | 収穫前日まで | 散布 | 3回以内 | 薬剤抵抗性品種にも高い防除効果 |
| ダブルシューターSE | トマト | 1000倍 | 収穫前日まで | 散布 | 3回以内 | 2成分の相乗効果 |
| モベントフロアブル | トマト | 2000倍 | 収穫前日まで | 散布 | 3回以内 | 遅効性だが長い残効、薬剤抵抗性品種にも高い防除効果 |

















