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【トマト】ミカンキイロアザミウマ防除のポイント・対策を紹介

< 葉の被害 >

< 果実の被害 >


「被害の様子」
成虫、幼虫ともにトマトを吸汁加害し、食害そのものもですが黄化えそ病を媒介する可能性があります。
葉を吸汁されると、その部分が白色や黄色や褐色に変色していきます。
花を吸汁されると、果実に白ぶくれ症を発生させます。
「発生時期・発生条件」
防除時期は、露地栽培は5〜7月です(地域によって差があります)
雨が多いと発生は少なくなり、雨が少ないと多発しやすくなります。
「防除ポイント」
密度が上がる前の予防が理想ですが、多発してしまった場合は即効性のある薬剤を使いましょう。
また、圃場周辺の雑草なども増殖する原因となるので、予め除草や草刈りなども効果的です。
おすすめの農薬
< 登録内容 >
| 薬剤名 | 作物 | 希釈倍数 | 使用時期 | 使用方法 | 使用回数 | 特徴 |
|---|---|---|---|---|---|---|
| コテツフロアブル | トマト | 2000倍 | 収穫前日まで | 散布 | 3回以内 | ダニ類との同時防除に |
| マッチ乳剤 | トマト | 1000〜2000倍 | 収穫前日まで | 散布 | 4回以内 | 遅効的だが長い残効 |
| モスピラン顆粒水溶剤 | トマト | 4000倍 | 収穫前日まで | 散布 | 3回以内 |

















