パダンSG水溶剤の効果・特長
ネライストキシン系の殺虫剤(カルタップ剤)で、特に食害性害虫に高い効果を示します。
稲のコブノメイガ、ニカメイチュウ、イネツトムシ、茶のチャノホソガなど作物の茎葉を食害する害虫に特にすぐれた効果を示します。
散布適期の幅が広く、安定した防除効果を示します。
有機リン剤やカーバメート剤などとは殺虫作用が全く異なっているため、他剤に抵抗性のある害虫にも高い効果を発揮します。
薬剤を水に溶かさずペースト肥料に直接混和して使用することもでき、省力的です。
コナガに対し、強い殺卵作用、殺成虫作用、幼虫に対する長い残効性があり、また高温時の効果の持続性にもすぐれています。
顆粒剤のため水に非常に溶けやすく、開封時、薬液調製時の粉立ちが少なくなります。
【有効成分】カルタップ塩酸塩 75.0%
(青緑色水溶性細粒)
適用表| 作物名 | 適用病害虫名 | 希釈倍数 | 使用液量 | 使用時期 | 本剤の使用回数 | 使用方法 | カルタップを含む農薬の 総使用回数 |
|---|
| 稲 | ニカメイチュウ コブノメイガ イネツトムシ | 1500倍 | 60-150L/10a | 収穫21日前まで | 6回以内 | 散布 | 6回以内 (浸種前は1回以内、 浸種後から直播でのは種時又は移植時までの処理は1回以内) |
| イネハモグリバエ | 1500-3000倍 |
| イネシンガレセンチュウ | - | 浸種前 | 1回 | 24時間種もみ浸漬 |
| はとむぎ | アワノメイガ | 1500倍 | 60-150L/10a | 収穫14日前まで | 2回以内 | 散布 | 2回以内 |
| とうもろこし | アワノメイガ アワヨトウ ツマジロクサヨトウ | 1000-1500倍 | 100-300L/10a | 収穫21日前まで |
| アワノメイガ | 8倍 | 0.8-1.6L/10a | 無人航空機による散布 |
| 16倍 | 1.6L/10a |
| 飼料用とうもろこし | アワノメイガ アワヨトウ ツマジロクサヨトウ | 1000-1500倍 | 100-300L/10a | 散布 |
| アワノメイガ | 8倍 | 0.8-1.6L/10a | 無人航空機による散布 |
| 16倍 | 1.6L/10a |
| かき | チャノキイロアザミウマ カキホソガ イラガ フタモンマダラメイガ | 1500倍 | 200-700L/10a | 収穫45日前まで | 4回以内 | 散布 | 4回以内 |
| カキノヘタムシガ | 1500-3000倍 |
| くり | モモノゴマダラノメイガ ネスジキノカワガ | 1500倍 | 裂果前 | 3回以内 | 3回以内 |
| びわ | ナシヒメシンクイ | 春芽伸長初期まで 但し、収穫90日前まで | 4回以内 | 4回以内 |
| びわ(葉) |
| もも | アブラムシ類 クビアカツヤカミキリ | 収穫14日前まで | 3回以内 | 3回以内 |
| ネクタリン |
| すもも |
| おうとう | アメリカシロヒトリ | 収穫前日まで | 1回 | 1回 |
| ぶどう | チャノキイロアザミウマ フタテンヒメヨコバイ スカシバ類 | 収穫14日前まで | 2回以内 | 2回以内 |
| キウイフルーツ | キイロマイコガ キウイヒメヨコバイ | 収穫30日前まで | 3回以内 | 3回以内 |
| キャベツ | アブラムシ類 ナメクジ類 アオムシ コナガ ハイマダラノメイガ | 100-300L/10a | 収穫14日前まで | 4回以内 | 4回以内 |
アオムシ コナガ | 24倍 | 1.6-3.2L/10a | 無人航空機による散布 |
| 48倍 | 3.2L/10a |
| はくさい | コナガ アオムシ アブラムシ類 カブラハバチ類 ナメクジ類 | 1500倍 | 100-300L/10a | 収穫7日前まで | 3回以内 | 散布 | 3回以内 |
| かぶ | キスジノミハムシ | 収穫3日前まで | 7回以内 (は種時の土壌混和は1回以内、 散布は3回以内、 株元散布は3回以内) |
| だいこん | コナガ アオムシ アブラムシ類 カブラハバチ類 キスジノミハムシ ハモグリバエ類 ダイコンハムシ | 収穫7日前まで | 3回以内 |
| てんさい | シロオビノメイガ | 4回以内 | 4回以内 |
| はつかだいこん | コナガ | 1回 | 1回 |
| なばな類 | コナガ アブラムシ類 | 3回以内 | 3回以内 |
| ブロッコリー | コナガ | 4回以内 | 4回以内 |
| チンゲンサイ | ハモグリバエ類 コナガ キスジノミハムシ | 3回以内 | 3回以内 |
| さやえんどう | ウラナミシジミ | 収穫前日まで |
| ナモグリバエ | 1500-3000倍 |
| 実えんどう | ウラナミシジミ | 1500倍 |
| ナモグリバエ | 1500-3000倍 |
| さやいんげん | マメハモグリバエ | 1500倍 |
| ほうれんそう | ミナミキイロアザミウマ アシグロハモグリバエ シロオビノメイガ | 収穫7日前まで | 2回以内 | 2回以内 |
| レタス | ハモグリバエ類 ナメクジ類 アブラムシ類 | 収穫14日前まで | 3回以内 | 3回以内 |
| 非結球レタス | 2回以内 | 2回以内 |
| たまねぎ | アザミウマ類 ハモグリバエ類 | 収穫前日まで | 3回以内 | 3回以内 |
| ねぎ | さび病 アザミウマ類 クロバネキノコバエ類 ハモグリバエ類 | 2回以内 | 2回以内 |
| ばれいしょ | ジャガイモガ若齢幼虫 | 収穫7日前まで | 6回以内 | 7回以内 (種いも粉衣は1回以内、 散布は6回以内) |
| さといも | ネグサレセンチュウ | 300倍 | - | 植付前 | 1回 | 30分間種いも浸漬 | 1回 |
| しょうが | アズキノメイガ アワノメイガ | 1500倍 | 100-300L/10a | 収穫7日前まで | 5回以内 | 散布 | 5回以内 |
| くわい | ハスモンヨトウ | 収穫30日前まで | 3回以内 | 3回以内 |
| ふき | アザミウマ類 アブラムシ類 フキノメイガ | 収穫7日前まで | 2回以内 | 2回以内 |
| ふき(ふきのとう) | 収穫120日前まで | 4回以内 (水溶剤の処理は2回以内、 粒剤の処理は2回以内) |
| しそ | アザミウマ類 | 3000倍 | 収穫3日前まで | 2回以内 |
| ホップ | アズキノメイガ アサノミハムシ | 1500倍 | 200-700L/10a | 収穫7日前まで | 3回以内 | 3回以内 |
| 茶 | チャノホソガ チャノキイロアザミウマ チャノミドリヒメヨコバイ | 200-400L/10a | 摘採10日前まで | 1回 | 1回 |
| いぐさ | イグサシンムシガ | 100-300L/10a | - | 3回以内 | 3回以内 |
| ガーベラ | マメハモグリバエ | 4回以内 | 4回以内 |
| ミカンキイロアザミウマ | 発生初期 |
| シクラメン | ミカンキイロアザミウマ | 5回以内 | 5回以内 |
| 樹木類(さくらを除く) | シャクトリムシ類 | 1500-3000倍 | 200-700L/10a | 3回以内 | 3回以内 |
| さくら | シャクトリムシ類 | 1500-3000倍 |
| クビアカツヤカミキリ | 1500倍 | 成虫発生期 |
| 作物名 | 適用病害虫名 | 使用量 | 使用時期 | 本剤の使用回数 | 使用方法 | カルタップを含む農薬の 総使用回数 |
|---|
| 稲 | イネドロオイムシ | 100-200g/10a | 移植時 | 1回 | ペースト肥料に溶かし側条施肥田植機で施用する。 | 6回以内 (浸種前は1回以内、 浸種後から直播でのは種時又は移植時までの処理は1回以内) |
イネミズゾウムシ コブノメイガ ニカメイチュウ | 200g/10a |
2025年11月12日現在の登録内容です。農薬の使用や防除指導等に際しては、農薬のラベルを必ずご確認ください。
使用のポイント
●ニカメイチュウに対する散布適期
第一世代:発蛾最盛期の7〜15日後。
第二世代:発蛾最盛期の5〜10日後。(2回散布の場合は発蛾最盛期とその7〜10日後)
●コブノメイガに対する散布適期
発蛾最盛期の7日後ごろ。
フタの部分が計量カップになっており、10L、20L薬液用の分量が簡単に計量できます。
1500倍液のつくり方 13.3g(20Lに希釈) 6.7g(10Lに希釈)
使用上の注意
・本剤を使用した場合には、チオシクラム又はベンスルタップを含む剤は使用しない。
・ボルドー液と混用する場合は使用直前に混合する。
・アルカリ性ペースト肥料との混和は有効成分が分解するおそれがあるので、混和可能が確認されているペースト肥料以外との混和はさける。
・イネシンガレセンチュウ防除のため種もみ消毒をする場合、催芽種では薬害のおそれがあるので催芽前に処理する。
・あぶらな科野菜に使用する場合、夏季高温時の苗や軟弱な苗に対しては薬害を生じるおそれがあるので、このような苗には使用しない。
・かきに使用する場合は、果実の着色直前以降は薬害を生じるおそれがあるので使用しない。
・かき、ぶどうには樹勢の弱い場合には薬害を生じるおそれがあるので使用しない。
・ほうれんそうに使用する場合、高温時の散布は薬害を生じるおそれがあるのでさける。
・ガーベラには品種(パープルレイン、マンボなど)によっては薬害を生じるおそれがあるのであらかじめ薬害のないことを確かめたうえで使用する。
・キウイフルーツに使用する場合、新葉に薬害(黄変)が生じることがあるので注意する。
・ミナミキイロアザミウマの防除に使用する場合、生息密度が高まると効果が劣るので、初発生を見たらただちに散布する。
なお、ミナミキイロアザミウマは繁殖が早いので、散布はかけ残しのないようていねいに行う。
・びわのナシヒメシンクイの防除に当っては、新梢、収穫跡、芽かき跡、剪定跡等に食入した幼虫を対象に散布する。
・クビアカツヤカミキリの防除に使用する場合、成虫に直接かかるように散布する。
・なす、たばこには薬害を生じるおそれがあるので、かからないように注意して散布する。
・シクラメンに使用する場合は、あらかじめシクラメンに散布してみて薬害がでないことを確かめた上で使用する。
・蚕に対して長期間毒性があるので、桑に付着するおそれのある場所では使用をさけてください。
★外装、ラベル、品名は写真と異なる場合がございます。あらかじめご了承ください。
★農薬の使用や防除指導等に際しては、農薬のラベルを必ずご確認ください。
★掲載事項は一部抜粋しているものもございますので、詳細はパダンSG水溶剤の公式ページをご確認ください。
★こちらの商品は、医薬用外劇物です。ご購入時には劇物譲受書用紙の提出が必要になりますのでご注意ください。 劇物譲受書用紙はこちらをクリック